
写真:我が家の長男(6歳)作
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プラレール、やったことありますか?
子どもが夢中になってレールを組み立てる姿。想像力を働かせ、試行錯誤しながら自分だけのレイアウトを作り上げる。プラレールは、そんな創造力を育みながら遊べる素晴らしいおもちゃです。
本ブログ「ぷられはうす。」では、長男とともに6年間プラレールを楽しんできた筆者が、その魅力をわかりやすくお伝えします。
この記事の筆者:涼パパ
・30代、で2児の父。子どもは兄弟で鉄道好き。
・もともと電車には興味がなかったが、長男の影響で鉄道を学び始める。
・長男が2歳のときにプラレールデビュー。現在プラレール歴6年。
プラレールの魅力ってなに?
プラレールは言わずと知れた、タカラトミーから販売されている、ロングセラーの鉄道玩具です。
プラレールは50年以上大きなアップデートをしていません。レールの規格など、多くは販売開始から同じままなのです。それにもかかわらず現在まで愛されているプラレールには、たくさんの魅力があります。
子どもが達成感を味わえる
乗り物たちはまるで、生命を吹き込まれたように、
力強く、かっこよく、動き出す。
引用:タカラトミー
自分の手で作ったレイアウトに命が吹き込まれる瞬間、子どもは大きな達成感を得ます。「できた!」という喜びが次の「もっとやりたい!」につながるのです。
何歳からでもできる。
プラレールシリーズの多くは適用年齢が3歳以上ですが、1〜3歳対象の「かんたんはじめてプラレール」シリーズがあります。
3歳以上から小学生。楽しみ方によっては大人になっても楽しめると思います。
独創性が養われる
プラレールは「知育」にもよいです。 特に小さい頃に独創性を育むには非常に有用な玩具です。
数ある乗り物玩具の中で、プラレールの一番の特徴は自由度の高さ。10人子どもがいれば10通りのレイアウトができます。
初めは型どおりに両親と一緒に遊んでいたとしても、段々と子どもが自分からレールを組み立て始めます。子どもの自由な発想には、大人には到底思いつかない、型にとらわれないレイアウトがでてくるでしょう。自分の世界を表現する独創性を遊びながら育むことができるのも、プラレールの魅力の一つになります。

子どもがつくる自由なレイアウトは大人には真似できませんね
立体感が養われる

プラレールは平面的なレイアウトだけでなく、立体的なレイアウトを組むことができます。実は平面のレイアウトと立体のレイアウトは難易度がかなり違います。
プラレールで立体的なレイアウトを組むようになると、
- 「何回やっても列車がカーブを絶対にまがりきれない・・・」
- 「きれいなレイアウトを組んだと思ったのに、列車を走らせると線路が落下する・・・」
のような失敗が頻発します。
失敗は成功の元、という言葉もありますが、何度も試行錯誤を繰り返すことで、子どもは正解を見つけていきます。
立体感覚やバランス感覚は、自分が実際に物を操作しないと身につきません。積み木やブロックで遊びながら身につけていく立体感覚・バランス感覚は、プラレールでも身につけることができます。
コストパフォーマンスが良い。

プラレールは拡張性が高く、安価なのでコスパ面でもよい玩具です。
プラレールは自由度が高くて、レイアウトのバリエーションは無限大ではありますが、簡単なレイアウトを作るくらいなら、基本のセット(約2,500円〜)と車両(約1,500円〜)、つまり約4000円程度があれば、十分楽しめます。
プラレールを遊んでいくにつれ、手持ちのパーツで満足できなくなってきたとしても、少しずつパーツを追加することで、家計の負担なく長く遊び続けられるコストパフォーマンスの良い玩具になります。
電車が好きになる
プラレールを続けていると、実在の電車・乗り物を好きになります。
子どもが電車が好きになることのメリットは実はたくさんあります。
- 駅名、車両の名前を覚える→字への興味
- 車両の数を数える→数字への興味
- 走っている地域などを覚える→地理への興味
子どもが電車好きだと、勉強や旅行などの趣味につなげることができ、教育的効果も担えます。親御さんのなかにも、子どもが好きなことだけやっていると心配になってしまう人もいるでしょう。そんな中、電車が好きになることによって、勉強や地理に興味をもちやすいことは、親御さんにとっても安心できる趣味ですね。
プラレールの始め方は?年齢別おすすめ商品!
お子さんにはじめてのプラレールを買う場合、年齢や好みによって最初に買うべきものは変わってきます。
筆者は、年齢や興味に合わせて以下の買い方をおすすめします。
1~3歳で安全に使いたい :「はじめてかんたんプラレール」シリーズ
3歳以上、初プラレール :ベーシックレールセット+好きな列車1台
ガチではじめたい&プラレールに遊び慣れている :DXレールキット+好きな車両1台以上
プラレールは、子どもが興味をもったとき、いつからでも子どもにあった方法で始められます。
プラレールに関する商品ってどんな種類があるの?

参考:タカラトミー
プラレールに関する商品は非常に多くありますが、大きく分けて以下の4つあります。
- 車両
- レール
- 情景パーツ
- その他(シンカリオンなど)
正直、関連商品が多すぎて困ってしまいます。子どもの興味に合わせて親御さんがしぼってあげるのもよいでしょう。
プラレールを広げていくなら「基本レール」の追加が必須
「プラレールをもっと広げたい!」と、思ったときに追加する部品の選択肢は以下のとおりです。
- 新しい車両
- 特殊レール
- 情景パーツ
- 基本レール
初期に買ったセットで満足しなくなったら、好きな拡張パーツに加えて「基本レール」を中心に買い足していくことをおすすめします。
「もっとプラレールで遊びたい!」と思ったときに新しい列車や、特殊レール、情景パーツが欲しくなりますが、それらをうまくレイアウトに組み込んでいくのには「基本レール」の追加が必須だからです。
・新しく車両を走らせたい!→「基本レール」でレイアウトを広げて新しい車両が走るスペースを増やす
・特殊レールを追加したい!→特殊レールをレイアウトに組み込むには、つなぎの「基本レール」が必要。
・駅や踏切を追加したい!→情景パーツの設置場所の選択肢を増やすために基本レールで広げる。
実際には、お子さんが欲しがった特殊レールや情景パーツに合わせ、「基本レール」も追加で買っていくという流れがおすすめです。

どんな拡張の仕方でも、「基本レール」の追加は必須!
プラレールに飽きたらどうする?処理の仕方
プラレールが魅力的な玩具とはいえ、子どもの興味が移り変わるのも早いのも事実。成長するにつれ、プラレールを卒業することになる日も来るかと思います。

使わなくなったおもちゃをただ捨てるのって少し切ない・・・
プラレールを卒業する際は、中古買取サービスを利用してみるのもよいでしょう。プラレールはその人気さゆえ、中古買取の場も充実しています。
プラレールは50年、規格を変更していないそうです。つまり、昔のプラレールと今のプラレールを一緒に使えるということです。中古市場が活気があるのも納得ですね。
中古市場が充実しているということは、幼児用おもちゃではとても貴重なことです。せっかく集めて、大事に扱ったプラレール。ただ捨てるのでは味気ない。また誰か、大事に使ってくれる方に届いてくれると嬉しいですよね。
まとめ
プラレールは、創造力・独創性・立体感覚を育む、コスパの良い知育玩具です。親子で一緒に楽しめるのも魅力のひとつ。
ぜひ、お子さんと一緒にプラレールの世界を楽しんでみてください!